50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

素振り4 息を詰めること、等加速度運動

息を詰めるという悪いクセがある。 初動に際し息を詰めれば、必ずスピードは殺がれ、気配は察知され、動きはブレる。 柔らかかるべき時に、胸や肩や首の筋肉が強張ってしまうのだから、良いことなど1つもない。 運動音痴など揶揄される人がいるが、そのぎこ…

素振り4 居合い腰の素振り

夏休み。稽古の休みが続く。 1日おき位だが、30分程度素振りをしている。 胸を緩めて打つという、胸の筋肉の動きが掴めるようになってきた。 10本に1、2本こんな感じかなという振りがある。 が、それよりも多くなんだこりゃという振りがある。 上段に…

素振り 3

振り下ろす軌跡が左にぶれる傾向がある。 軸がぶれる、右手が勝る等々理由を考えていたのだけれど、 力が抜けて振れたなと思えた時でもぶれたりするのだ。 で、一つふと気づいた。 上段に構えた時点で、剣が右または左にぶれているのではないか。 そう言えば…

素振り 2

同じ話の繰り返しであるが、同じ場所をグルグル回っているのだからしょうがない。 腕力に頼ってはいけないという思いがまずある。 腰を使って、体全体を使って振れと思う。 結果どうなるか。 まず体が動き始め、次に腕が振られて、最後に剣が付いてくるのだ…