50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

稽古日記 36 2009.10.24

2週間ぶりの稽古。少人数でゆっくりと丁寧に。 ●居合い 立技「乱花」 剣を横に抜いて、左隣の敵の脇を刺し、次いで身体を1/4回転させて、水平に腰を切る。 右手は殺して左腰で剣を抜く、鞘を落とす、剣を身体から離さない。 血振り、納刀と、座り技のそ…

五輪書を読む 水之巻 30  一 太刀にかはる身といふ事

一 太刀にかはる身といふ事 ●原文 身にかはる太刀ともいふべし。総而(そうじて)、敵を打つに、太刀も身も、一度にはうたざるもの也。敵の打つ縁により、身をばさきへうつ身になり、太刀は身にかまはず打つ所也。若しは、身はゆるがず、太刀にてうつ事はあ…

稽古日記 35 2009.10.10

2009.10.10 今日は参加者多し。涼しくなって、汗も少ない。とはいえ、最後の15分はスタミナが切れ、集中力を欠く。 ●剣術 柄頭を床に付けたまま抜刀する稽古 左半身の左腰のという以前に、まるでバラバラで、全く動けていないという事を発見。されば、2周…

五輪書を読む 水之巻 29 紅葉の打といふ事

一 紅葉の打といふ事 ●原文 紅葉の打、敵の太刀を打ちおとし、太刀取りなをす心也。敵前に太刀を構へ、うたん、はらん、うけんと思ふ時、我打つ心は、無念無相の打、又石火の打にても、敵の太刀を強く打ち、その儘あとをねばる心にて、きつさきさがりにうて…

稽古日記 34 2009.10.03

2009.10.03 3週間ぶりの稽古。もう少し滑らかに動けても良さそうなものなれど。 どういう訳か、今日は普段の半数以下の参加者。密度濃く稽古せしは可なれど、疲れた。 ●剣術 型の稽古を中心に。 ・交点の感覚 交点の鍔元に近ければ、これは何だろう程度に感…