50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

稽古日記 24 2009.6.27

●体術 全体は四教を中心に稽古。 私は三教も一教も分からないので、分かる範囲で動きを追う。 しかし極められた時の痛いこと。暫く手が痺れている。 摑まれた手の側の肩が下がっている、と指摘される。 全く気づかなかった。なる程、そこを正すとスムーズだ…

五輪書を読む 20 水之巻 おもて第四の次第

一 おもて第四の次第の事 ●原文 第四の構、左の脇に横にかまへて、敵の打ちかくる手を下よりはるべし。下よりはるを、敵打ちおとさんとするを、手をはる心にて、其儘(そのまま)太刀の道をうけ、我肩のうへへすぢかいにきるべし。是太刀の道也。又敵の打ち…

稽古日記 23 2009.06.20

2週間ぶりの稽古。 前回は後半疲れて、剣術が全く冴えなかったのだが、馴れたのか、今日は最後までそれなりに持続する。 ●体術 外側から手首を摑まれた状態での対応、いろいろ。 技にはひとつひとつ名前が付いているのだろうが、基本は同じに思える。 要点…

五輪書を読む 19 表の第三の次第

一 おもて第三の次第の事 ●原文 第三の構、下段に持ち、ひつさげたる心にして、敵の打ちかくる所を、下より手をはる也。手をはる所を、亦敵はる太刀を打ちおとさんとする所を、こす拍子て、敵打ちたるあと、ニのうでを横にきる心也。下段にて敵の打つ所を一…

稽古日記 22 2009.06.06

本日より再た体術も始める。 体術は初歩の初歩。 撞木足の構えでは、後ろ足の踵を意識することにより足と腰が一体化する。そうやって足腰を使う。 腕は、胸の緩みで動かす。 足と腰、個々の動かし方は注意する事もあったが、一体化させて意識するところまで…

五輪書を読む 18 表の第二の次第

一 おもての第二の次第の事 ●原文 第二の太刀、上段に構へ、敵打ちかくる所、一度に敵を打つ也。敵をうちはづしたる太刀、其儘おきて、又敵の打つ所を、下よりすくひ上げてうつ。今一つ打つも同じ事也。此おもての内におゐては、様々の心持、色々の拍子、此…

稽古日記 21 2009.05.30

昼寝をしていて寝過ごし、20分ほど遅刻。 今日は、切落としと切込みの復習を中心に稽古。 切落としは好きだ。剣と剣がぶつかって、いかにも剣術という感じがある。 木刀と木刀がぶつかる乾いた音があるし、うまくいった時には木刀の焦げる匂いもある。 好…