50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 223 2024/02/10

うねり返しの変形? 面打ちに対する返し技。要諦は、相手の中心に身を入れること。且つ、なるべく小さな動きで。 結果オーライ的に上手く出来たこともあったけど、安心して良いものやら。厳しく打ち込まれたら、多分対応できていない。相手の中心に剣を入れ…

稽古日記 222 2024/01/03

自主練習日。先週は膝痛にて欠席。 なんて自己流なのかと改めて気づく。教えられたことを、その言葉通りに実行すれば良いだけの話なのに、自己流の解釈で歪める。而して同じ処を何時までも堂々巡り。 ただ剣を真っすぐに振り下ろすのみ。だがそれは、「真っ…

稽古日記 221 2024/01/20

剣術と居合。 ●突きに対する切落し:剣の幅のみの動き。落として、こちらが突くまで1拍子。払いではない。 ●身を入れる。中心を取る。この二つが一刀流の神髄なのではないか。他 はその応用編というのみか。 ●立居合「乱花」:抜いた時に剣先が定まらない。…

稽古日記 220 2023/12/10

傷病治療のため2か月ほど稽古を休み、久しぶりに出席した。この2か月余、家に引き籠っていたので、今回はまずは会場に出向き、最後まで退席しないことが目標。その目標はクリアしたが、翌日たる今日、腕に軽い筋肉痛。通常腕に疲労など残らないので、余程腕…

稽古日記 219 2023/09/30

1時間ほどの稽古に出て、汗を流して、帰ってシャワーを浴び、さっぱりしてボォーとソファーに腰かけている。ほんわか気分がいい。以前もっと元気だった頃、週1回のこの稽古が1週間全体のリズムを作っていて、そのリズムに乗れた時機嫌が良かったことを思…

稽古日記 218 2023/01/14

本年初回の稽古なれど、体調不調。集中力無く30分ほどで早退する。 試したかったこと、様々目論んであれど叶わず。 剣の陰に入ること。 胸より、肩・腕・手首・手そして剣・剣先に至るまで緩みなく一体のものとすること。 腕の上は緩め、下にて剣を振ること…

稽古日記 217 2022/12/10

冴えない稽古。 こうしようとか、これを試みようなどと目論んだことがあったのだが、実際に、木刀を握り、生身の人間に相対して、木刀を打ち合うとなると悉く雲散霧消し、目の前の剣に惑わされて旧来の拙い対応を繰り返している。 身体が温まっていなかった…

稽古日記 216 2022/12/03

課題 相手の剣に乗る 曰く「交点を動かさない」「中心に入る」「気剣体の一致」云々。 技術的な課題は、何度も繰り返してきたところ。目新しいことは何もない。 夫々に今日の稽古で気づいたことはあるが、特に重要と思われる一つのみ記す。 「中心に入る」→…

稽古日記 215 2022/10/22

剣術のみに参加。 仲間の剣使いを見ていて感じたこと。気が途中で切れる。例えば、剣と剣が触れた刹那。一度切れたものをリスタートしようとするから無理が生じるし、而して技は成立しない。 構想力、或いは構想保持力が必要なのだと思う。 剣術とは剣を振る…

稽古日記 214 2022/10/15

数か月ぶりに稽古に出る。 欠席の続きて少しく臆するところありきと雖も、周囲の吾に接する態度、まるで先週も出席していたかのように以前と変わらず、ありがたし。 意外に忘れず、覚えているものだというのが率直な感想。勿論、以前出来なかったことがいつ…

稽古日記 213 2022/05/14

忘備:課題 動かさない。体を、特に頭を。動くのは、たぶん0発進になっているから。言い換えると、居ついているからと思う。上体に力が入るのはそれ以前の問題。 動かさない。交点を。と言って、交点を通して相手に作用するのでは。されど、それは初級の課…

稽古日記 212 2022/03/19

先週に続いて今年2回目となるが、本当に久方ぶりの稽古。1時間ほど。 1時間持ったのが驚き。体力が落ちている。 思っていた以上に、身体が動いたし、忘れていなかった。 ということは、感じた以上に動けていないし、忘れているということなのかもしれない…

稽古日記 211 2021/10/16

久方ぶりにきちんと稽古する。 合気道と剣術。居合は今日は辞退して早退した。疲れた。 コロナの影響もあり、きちんとした稽古となると中断は丸1年近くになるのではないか。これだけ長引くと、再開というより、新たに始めるというニュアンスに近くなる。 何…

稽古日記 210 2020/10/24

家の都合やら腰痛やらで何週間ぶりかの稽古。 ●上段からの素振りが当たるようになった。また、避けられるようになった。 基本中の基本なれど、左手の握りをできる限り柔らかくして、足裏で切先を支え、ただ切先を意識して、柔らかさを保ったまま切先を走らせ…

稽古日記 209 2020/07/06

コロナ禍で稽古が突然無くなり、2月を経て先月より再開される。 先々週、久方ぶりに稽古に出でしが、膝・腰軽く、諸々の技それなりに形を成す。 先週は体調芳しくなく、休みて、本日出席すれども今一つ冴えず。 ◇ 「乗る」という感覚が今一つぼやける。修正…

稽古日記 208 2020/02/15

久しぶりに合気道に出る。30分余なれど。意外にも覚えている。 ●どうしても1挙動で動けない。 「脇が開いている」との指摘を受ける。意識して直すと、俄然良くなる。 うまくゆかぬ要因は、案外、そこら辺に転がっている小さなことであるかもしれない。 【剣…

稽古日記 207 2020/01/18

寒い一日。雨模様。参加者も少なし。 膝・腰 芳(かんば)しくなく、合気道は休んで、剣術と居合のみ参加する。 【剣術】切落し ただ肩を抜けばよい。ただ肩を抜くに足る、必要最小限の力を加えれば充分なのであって、相手の全体に対応する必要はない。 但し…

手拭いに代えて

本日、yahooブログより引っ越し開始。 口上は、荷物の片づけを待って、改めて後日。

稽古日記 206 2019/03/09

「リア充」とも違うのだろうが、稽古がそれなりに充実していると或いは稽古に逐われると、却ってこのような文章を書くことから遠退く。 合気道 接点の作り方が肝要。今は、各々の技の、各々の局面においていか接点を作るかが課題。 剣術 合気道と同じく交点…

稽古日記 205 2019/01/05

今年最初の稽古なれど、出勤日にて遅れて参加、居合のみに出る。 右腕を痛めていて、ある角度以上上がらず、セーターやコートの脱ぎ着にも顔をしかめるというのに、面白いことに居合では、全く痛みを感じない。右手一本で、1kg以上はある刀を振り回すという…

稽古日記 204 2018/11/10

仕事だったり、用事があったりで、稽古に出たり、休んだり。 落ち着かない。 何か本の広告文で見たのだが、2週間で3回思い返せば忘れずに覚えていられるそうな。1週稽古に出て、次の週を休むと確実に忘れる。 動作を起こす前の状態があって、次いで動作が…

稽古日記 203 2018/08/15

このところ、稽古に参加する毎に何か新しい発見があり、体得に一歩一歩近づく気がする。体得と言っても大それたものではなくて、「何時でも何処でも、切落しが掛けれらる=流れの中で結果として掛かってしまうのではなくて、一つひとつ課題(要件)をクリア…

稽古日記 202 2018/06/09

前回より気がつけば4月を越えている。 この間さぼっていた訳ではなく、むしろ真面目に稽古していたのだが、実質を伴って日々をを埋めていく時には、ものを書く気が欲求が湧かないのだろう。 身体は大分頑強になってきた。 数日入院の手術とは言え、心臓の手…

稽古日記 201 2018/01/27

2週続けて、剣術のみ出る。 今一つ冴えない。 出来てたこと、出来たつもりのことがうまく出来ない。 何かが一つ、些細なことかもしれないが、狂っていて、全体のバランスが歪んでいる。 だけでなく、求められるレベルが上がっている。 75点で合格だったも…

稽古日記 200 2017/12/02

用事や仕事や膝・腰の不調等々が巡りあわせ悪く連続して、丸二月ほど欠席。 ようやく落ち着いて参加できるようになった。出てみると、やはり一心に身体を動かすことは樂しい。ただ、驚くほど、病的と疑うはど、筋力が落ちている。 相手の正眼を上段から切落…

稽古日記 199 2017/09/30

膝の具合が芳しくない。遅刻して、短時間稽古に参加。 膝周りと脚の筋力がいやになるほど落ちている。 そのせいもあるのか、2時間半、集中が続かない。 体術(合気道)に面白さを感じ始めているのだが、残念だ。 剣術。 打つという気が露わで、露骨過ぎると…

稽古日記 198 2017/09/16

合気道と剣術。 冴えない日。 初歩的なところで躓く。 出来て当然の、或いは出来ていたはずのことが出来ない。 ボタンの掛け違いで、多分、基本的なことが一つか二つ狂っている故なのだろうが、それを稽古中に修正できない。 認めたくないことだが、膝の按配…

稽古日記 197 2017/08/12

合気道と剣術。 「入身投げ」のような柔術に近い技は気が楽だ。 難しいことを考えずに、力とスピードに気を許しても構わない気分になる。 合気道はストイックな武術であると思う。 当会が特にそうであるのかもしれないが。 「剣術」 目の前の剣を如何に無視…

稽古日記 196 2017/07/01

先週は都議選のため会場休館、而して稽古も休み。 合気道と剣術。 暑さゆえか、自覚は無けれど、動き鈍く、稽古優れず。 出来ていて然るべきことが、初めて習う人のように、覚束ない。 合気道を終え、剣術中、集中力失せるに気付く。 こんなこと多分初めて。…

稽古日記 195 2017/06/03

合気道、剣術、居合 memo: 小手返し 狙いをもっと上に。低くてはいけない。 (相手の右手に掛ける場合)左手の親指で捉え、左手の小指と右手でロックするが、ロックに入る前に、既に親指だけで肩を抜く態勢が作られている必要がある。初動の情報を与ええぬ…