50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 201 2018/01/27

2週続けて、剣術のみ出る。
今一つ冴えない。
出来てたこと、出来たつもりのことがうまく出来ない。

何かが一つ、些細なことかもしれないが、狂っていて、全体のバランスが歪んでいる。

だけでなく、求められるレベルが上がっている。
75点で合格だったものが、80点を求められている。
面白いと言えば面白いことだが。

「うねり返し」
出来る時はいとも簡単に出来る。
出来ない時は、何をやっても出来ない。

先週は、腕と剣で落とすのではなく、胸の緩みで真下に落とすと同輩から指摘された。引くではなく、落とす。
されど今週も今一つ。未だ不十分なのだろう。

今週は、小太刀で落とす時の要領を思い起こすべしと指摘される。接点の移動。
なるほど。基本を十分に会得することこそ肝要。中学英語が会得できていれば、英会話教室など要らない。

手首の角度が良くないのかもしれない。
伸びすぎている。ふと思いつく。
来週それを試そうと思えども、果たして覚えているか不安。

受けのタイミングで、きちんと剣に入る事、このところ心掛けれどもそれは上達有り。
相手の技を掛けさせず、その成立以前に止めること、上達はあれど、もう少し。相手の剣が甘ければ、技を成立させずに受け斃すこと有り。

T君の中心を押さえる力、括目すべき進歩有り。これまで、中心を押さえることで優位を保っていたのが、俄かにその優位崩れる。而して、技は掛かり難くなった。こういう変化を目の当たりにするのは面白い。