50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

2016-01-01から1年間の記事一覧

音痴

音痴と言われる人がいる。 歌を歌うと音程を外したり、リズムが狂ったり。そういう人は確かに居る。 だが、音程を外したり、リズムを狂わせたりするから音痴なのだと言うのは間違いではないが、正確な言い方ではない。 何故なら、音程を外したり、リズムを狂…

稽古日記 188 2016/12/17

稽古納め。 身体が動かないと、理屈に奔る。 吾、能書きを好まず。 されど気を許すとすぐに、おっさんは薀蓄(うんちく)を披露したがる。 自戒しつつ。 先週、少し近づいた気がした。 今週は、1歩前進2歩後退。基本の技も捌(さば)きもこなせない。 軸が…

稽古日記 187 2016/12/10

剣術のみ。 膝悪し。気分優れず。寒い。 何とか身体を稽古場へ抛り込む。稽古を始めれば、身体も気分もやがて解れる。 ポンコツは始動までに時間が掛かる。 切落し。 ●切先近くで捌く。鍔本ではなく。押し込まれるのではなく。切先近くに交点を作り、維持し…

稽古日記 186 2016.12.03

剣術のみ。 膝の具合、不良。ここ何度か、雑事もありて剣術のみ。今日は居合も休む。 半身で相手を制すること。 交点を動かさず、交点を移動させること。 いずれも、交点を下げない、 交点から相手の中心を捉え、捉え続けて切らさない、 直截に相手の中心に…

汗を流すのは気持ちが良い

去年の10月だからもう2年になる訳だが、大病をして何度入退院を繰り返したか、自分でもいちいち数えてみないと分からない。仕事も稽古も月単位で休んだり、半日病院に通ったり。今も合気道は様子を見て遅刻したり、欠席したりしている。 と言うと、何やら…

稽古日記 185 2016.11.12

合気道、途中から。 肩を抜くには、突っ込まぬこと。そして方向。 交点を動かさないのは、言うずもがな。 剣術。 半身で相手を押さえること。その中心の取り方如何。 八相で、頭が空かないこと。 大車輪の乗り。伸び上って見えるらし。多分、沈み込むように…

稽古日記 184 2016.08.09

八相の切落し 今まで何年間も何をやってきたのだろうと思いつつ。 ここ何週も同じ稽古の繰り返しなのだが、新しい課題に挑戦している気がする。それは受け取る側の問題で、先生は当初から同じ説明をされてきているのだが。 交点を作る。余計な事をせずに、交…

稽古日記 183 2016.06.11

剣術と居合。 出来ていたはずのことが、或いは出来て然るべきことが、出来ないというのはもどかしい。それも、初心者レベルの躓きならば、単純に凹む。 剣の下に入る。中心を押さえる。 毎回のように言われ続けてきたことである。 居合。曲がりなりにも、一…

稽古日記 182 2016.05.21

交通事故があって、入院して、稽古を中断していた。 怪我、骨折その他何もなかったのだけれど、身体は正直なもので、退院しても半病人のよう。元気というものを失くしてしまったのだ。稽古をする体力というか気力というかが失せてしまった。 それでも薄皮を…

事故のこと。身体に謙虚になるべきこと。

1月の終わりに交通事故を起こした。 単独事故。運転中に意識を失った…失った原因は幾つか推定されるが、未だ特定するには至っていない。乗っていた車は大破した。幸いなことに、巻き添えになった車も歩行者も居なかった。私自身が受けたダメージも打撲程度…

稽古日記 181 2016.01.16

今年最初の稽古。 やっていることは変わらず、同じ技を同じように稽古している。十年一日の如く。 されど、内容は同じ訳ではなく、日々に新たというと恰好良過ぎるが。 求められるハードルが上がっている。 感覚で言うと、60~70点で良かったものが、80点、9…