50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 186 2016.12.03

剣術のみ。
膝の具合、不良。ここ何度か、雑事もありて剣術のみ。今日は居合も休む。

半身で相手を制すること。
交点を動かさず、交点を移動させること。

いずれも、交点を下げない、
交点から相手の中心を捉え、捉え続けて切らさない、
直截に相手の中心に切り込むことが必須。
ただし、ここのところがなかなか体得できない。

そして受けの如何で技の成否が決まる。
即ち、受けというのは、相手の剣を防御するために振られる剣を受け止めることではなく、こちらの言い値の位置で相手との交点を成立させることの意。
防御として受け、さてそこから技の態勢を構築しようというのは虫が良い。技は、多分掛からない。

別の話だが、今日は左手で剣を振ることを意識した。少なくとも、打方として自分から剣を振る場合には。その意識を忘れることは最後まで無かったけれど、疲れてくると乱れる。仕方として、技を掛ける場合は甚だ心許ない。