50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

2022-01-01から1年間の記事一覧

稽古日記 217 2022/12/10

冴えない稽古。 こうしようとか、これを試みようなどと目論んだことがあったのだが、実際に、木刀を握り、生身の人間に相対して、木刀を打ち合うとなると悉く雲散霧消し、目の前の剣に惑わされて旧来の拙い対応を繰り返している。 身体が温まっていなかった…

稽古日記 216 2022/12/03

課題 相手の剣に乗る 曰く「交点を動かさない」「中心に入る」「気剣体の一致」云々。 技術的な課題は、何度も繰り返してきたところ。目新しいことは何もない。 夫々に今日の稽古で気づいたことはあるが、特に重要と思われる一つのみ記す。 「中心に入る」→…

稽古日記 215 2022/10/22

剣術のみに参加。 仲間の剣使いを見ていて感じたこと。気が途中で切れる。例えば、剣と剣が触れた刹那。一度切れたものをリスタートしようとするから無理が生じるし、而して技は成立しない。 構想力、或いは構想保持力が必要なのだと思う。 剣術とは剣を振る…

稽古日記 214 2022/10/15

数か月ぶりに稽古に出る。 欠席の続きて少しく臆するところありきと雖も、周囲の吾に接する態度、まるで先週も出席していたかのように以前と変わらず、ありがたし。 意外に忘れず、覚えているものだというのが率直な感想。勿論、以前出来なかったことがいつ…

稽古日記 213 2022/05/14

忘備:課題 動かさない。体を、特に頭を。動くのは、たぶん0発進になっているから。言い換えると、居ついているからと思う。上体に力が入るのはそれ以前の問題。 動かさない。交点を。と言って、交点を通して相手に作用するのでは。されど、それは初級の課…

稽古日記 212 2022/03/19

先週に続いて今年2回目となるが、本当に久方ぶりの稽古。1時間ほど。 1時間持ったのが驚き。体力が落ちている。 思っていた以上に、身体が動いたし、忘れていなかった。 ということは、感じた以上に動けていないし、忘れているということなのかもしれない…