50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 202 2018/06/09

前回より気がつけば4月を越えている。
この間さぼっていた訳ではなく、むしろ真面目に稽古していたのだが、実質を伴って日々をを埋めていく時には、ものを書く気が欲求が湧かないのだろう。

身体は大分頑強になってきた。
数日入院の手術とは言え、心臓の手術は手術。医者的にはとうに回復しているはずなのだそうだが、実際大雑把に括れば回復していたのだろうが、自身の感覚で言うとやっと「術後」を脱したという気がする。

フルタイムで、合気道・剣術・居合とこなす自信が無く、、遅刻して、短時間参加してきたのだが、昨日はいつもより時間を延ばして参加した。まだ少し早いかな。暑いこともあったが、居合の時は疲れて集中力に欠け、身体も動かない。
本来、追い込んで、恢復してという風に稽古を進めるべきものなのだろうが、さて中々恢復しない。今日も一日腰が痛くて、ぎっくり腰の後のようによぼよぼ歩いている。

覚えていることは身体が覚えている。空白を余り感じさせない。だが、覚えていないことは、きれいに覚えていない。やれば面白い。

剣術。
相手を打ってしまいそうで、どうしても剣の軌道が外へ流れがちになる。身幅で捌けない。先生曰く、「力で打っているから、剣をコントロールできていない(コントロールルできている自信がないから不安が生ずる)」とのこと。なるほど。
それは別の言い方をすれば、「剣に身を入れる」ことと表裏の関係にある気がする。
同じ幹から派生する二つの枝というか。
この辺りはやればやる程奥が深く、基本の稽古を1時間続けても私は飽きない。