50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 207 2020/01/18

寒い一日。雨模様。参加者も少なし。

膝・腰 芳(かんば)しくなく、合気道は休んで、剣術と居合のみ参加する。

【剣術】切落し

  • ただ肩を抜けばよい。ただ肩を抜くに足る、必要最小限の力を加えれば充分なのであって、相手の全体に対応する必要はない。
  • 但し、その力は正確に相手の肩に作用する必要がある。つまり、合気を成立させるということ。三角の関係に於いて相手の肩を捉える。更に、どうしても等閑(なおざり)になりがちなれど、相手の中心に入り続けることが肝要。先生は「中心力」という言葉を使っておられた。
  • 交点を動かさず、且つ変化させること。できてみれば、なんということはなく、ただ切先を入れればよい。今まで何度も稽古してきたこと。漠然と剣を動かすのではなく、相手の肩に照準を絞った動きが成否の分かれ目。

【居合】座り技

  • 正座ができぬため、立って行う。
  • 当たり前の話なれど、手順を覚えてある程度スムーズにその動きができるというのは、いわばやっとスタートラインに立てたということであって、稽古の本番はここから。その型の求めるものに応えていく稽古が始まる。
  • 胸の緩みで動くことが当面する課題。