50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 208 2020/02/15

久しぶりに合気道に出る。30分余なれど。意外にも覚えている。

●どうしても1挙動で動けない。

「脇が開いている」との指摘を受ける。意識して直すと、俄然良くなる。

うまくゆかぬ要因は、案外、そこら辺に転がっている小さなことであるかもしれない。

 

【剣術】

●「切落し」の時だったか、「切込み」の時だったか、受けが一瞬遅れた。

「蹴って動くから、その分一瞬遅れる」との指摘を受ける。

即ち「緩みで動くべし」と。忘れていた。

●「相手の中心にまっすぐ入るのみ」

言葉としては聞き飽きるほど。心がけているつもりでもある。

それはこういうことなのかと思える体験有り。三角を作り、維持して崩さずに相手に入る稽古のと時。言葉では表し難し、どう書いても過剰表現になる。

相手と剣を交えている。相手との三角は崩れずにある。幽体離脱かのように、その彼我を横目で眺めつつ、次元を異にした我が相手の中心にまっすぐ入ってゆく。そんな感覚。

もう一度、同じことをやろうと試みたが、三角の維持に汲々として再現ならず。

●「受け流し」

どうしても剣を回してしまうが、回す必要はない。ただ立てれば良い。中心を取っていれば、それで相手が自ら崩れてくれる。