50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 166 2015.03.04

引き続き合気道は休み、剣術のみ。夜、一人で素振りと居合。

剣術
稽古が新しいステージに入りつつある気がする。
勿論、これまでの課題がクリアされたという訳では全くない。
だから、新しいステージに入ったとは言わない。されど、入りつつあるのではないか。次のステージでの課題が垣間見える気がした。

これまでが基本の習得だったとすれば、基本を身に付けた上で、さて剣術的にどう動くかが新たな課題となる。
例えば中心をとる。相手との関係の中で、個々の場面で、どう具体的に中心を取るのかが新たな課題となるのではないか。

即ちこれまでは、自分が基本を身に付けることが直接の課題であった。
ある意味でそれはお稽古事に違いなく、自己内で完結する自己満足の世界と言えなくもない。
剣術の稽古がお稽古事ではないならば、…そう簡単に否定できるものでもないと思うが、最早目標は、自分が基本を身に付けることではない。

●切落し。交点の高さの問題。視点を少し変えれば、意外に容易く解決できるのかもしれない。飽く迄かもだが。
●切落しと切落し突き。違いを未だ理解しえず。焦らずに先送り。
●気を(中心に)立て、身(軸)を立て、剣を立てる。気剣体。