50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 167 2015.04.18

中心を取る力がまだまだ甘いと指摘を受けた。
さて、トラックを何周かして、復たここに戻る。
考えてみると、如何に中心を取るかは当流の極意そのものではないか。ならば、新しいステージに臨みて在るということかもしれない。

如何に中心を取るか、現状を省みる。
一つは、身体使いからのアプローチがある。軸を立て、ぶれずに足腰で剣を振るというような。個々の技術というより、もっと根本的な身体の使い方から見直さねばクリアできないという気がする。

もう一つ、一振りに気持ちを入れるという方向がある。気持ちを入れるという言い方がチャラければ、集中するでもいい。1回の稽古で何度剣を振るのか。素振りの類を入れても数十本、百を超えることは無いと思う。流すのではなく、その1本1本に集中するにはやはりスタミナと心構えが要る。

まぁ、そういうありきたりのマトメになってしまうのだが。