50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 195 2017/06/03

合気道、剣術、居合 memo: 小手返し 狙いをもっと上に。低くてはいけない。 (相手の右手に掛ける場合)左手の親指で捉え、左手の小指と右手でロックするが、ロックに入る前に、既に親指だけで肩を抜く態勢が作られている必要がある。初動の情報を与ええぬ…

稽古日記 194 2017/05/13

覚書メモ 合気道 小手返し・2敎 胸を落とす身体の使い方。身体の前面は落ちつつ、背面は上に昇る。されど、身体は動かない。これが、正しとは思わないが、一里塚程度の意味はあるだろう。問題は、まだまだ打率が低いこと。遼遠。 剣術 切先を走らせる。左手…

稽古日記 193 2017/04/01

先週は仕事で欠席。 今週出席すれど、時間が変則的なせいか参加者寡し。 剣術は吾のみなれば、居合を稽古。 抜刀、半身の緩み、左腰の緩み。 逆に右半身は動かさない、左肩は動かさない。 左肘を空けず、鞘を押さえる。 帯刀体術に於いても、身のこなしは同…

稽古日記 192 2017/03/18

今年になって、割と真面目に出席している。 と言っても、毎週欠かさず律儀に稽古しているという風にはいかず、月に1~2回は欠席するし、合気道にはほとんど顔を出していない。 言い訳だが、膝の具合が甚だ悪い。 急な階段になると、手すりに掴まって一段づ…

稽古日記 191 2017/02/25

2月より、江戸川橋体育館にて。 茗荷谷の体育センターが長期改修工事のため、こちらに会場を移す。 江戸川橋といっても、千葉県境を流れる江戸川とは全く関係なく、音羽にある。むしろ神楽坂や早稲田に近い。 新しく、きれいで整っている。統廃合された区立…

稽古日記 190 2017/01/28

剣術のみ、合気道に出る元気はあったのだが、用事で叶わず。 切落し 如何に柔らかく受けらるかが肝要。 どうしても打ち返す受けになりがちだが、それでは交点が結べぬ。力を抜けば、受け負ける。力で対抗すれば勢いの争いで終わる。 柔らかく受けて勝つなど…

稽古日記 189 2014/01/21

久しぶりに合気道に出る。 病気?と疑うほど脚の筋力か落ちていて、最近まで1時間立っていられなかった。15分も歩くと疲れてしまうし。それでも1時間ほどの剣術の稽古は何とかなったのだから不思議だ。ぎっくり腰をやると、腰や脚の筋力は変わりなくとも…

音痴

音痴と言われる人がいる。 歌を歌うと音程を外したり、リズムが狂ったり。そういう人は確かに居る。 だが、音程を外したり、リズムを狂わせたりするから音痴なのだと言うのは間違いではないが、正確な言い方ではない。 何故なら、音程を外したり、リズムを狂…

稽古日記 188 2016/12/17

稽古納め。 身体が動かないと、理屈に奔る。 吾、能書きを好まず。 されど気を許すとすぐに、おっさんは薀蓄(うんちく)を披露したがる。 自戒しつつ。 先週、少し近づいた気がした。 今週は、1歩前進2歩後退。基本の技も捌(さば)きもこなせない。 軸が…

稽古日記 187 2016/12/10

剣術のみ。 膝悪し。気分優れず。寒い。 何とか身体を稽古場へ抛り込む。稽古を始めれば、身体も気分もやがて解れる。 ポンコツは始動までに時間が掛かる。 切落し。 ●切先近くで捌く。鍔本ではなく。押し込まれるのではなく。切先近くに交点を作り、維持し…

稽古日記 186 2016.12.03

剣術のみ。 膝の具合、不良。ここ何度か、雑事もありて剣術のみ。今日は居合も休む。 半身で相手を制すること。 交点を動かさず、交点を移動させること。 いずれも、交点を下げない、 交点から相手の中心を捉え、捉え続けて切らさない、 直截に相手の中心に…

汗を流すのは気持ちが良い

去年の10月だからもう2年になる訳だが、大病をして何度入退院を繰り返したか、自分でもいちいち数えてみないと分からない。仕事も稽古も月単位で休んだり、半日病院に通ったり。今も合気道は様子を見て遅刻したり、欠席したりしている。 と言うと、何やら…

稽古日記 185 2016.11.12

合気道、途中から。 肩を抜くには、突っ込まぬこと。そして方向。 交点を動かさないのは、言うずもがな。 剣術。 半身で相手を押さえること。その中心の取り方如何。 八相で、頭が空かないこと。 大車輪の乗り。伸び上って見えるらし。多分、沈み込むように…

稽古日記 184 2016.08.09

八相の切落し 今まで何年間も何をやってきたのだろうと思いつつ。 ここ何週も同じ稽古の繰り返しなのだが、新しい課題に挑戦している気がする。それは受け取る側の問題で、先生は当初から同じ説明をされてきているのだが。 交点を作る。余計な事をせずに、交…

稽古日記 183 2016.06.11

剣術と居合。 出来ていたはずのことが、或いは出来て然るべきことが、出来ないというのはもどかしい。それも、初心者レベルの躓きならば、単純に凹む。 剣の下に入る。中心を押さえる。 毎回のように言われ続けてきたことである。 居合。曲がりなりにも、一…

稽古日記 182 2016.05.21

交通事故があって、入院して、稽古を中断していた。 怪我、骨折その他何もなかったのだけれど、身体は正直なもので、退院しても半病人のよう。元気というものを失くしてしまったのだ。稽古をする体力というか気力というかが失せてしまった。 それでも薄皮を…

事故のこと。身体に謙虚になるべきこと。

1月の終わりに交通事故を起こした。 単独事故。運転中に意識を失った…失った原因は幾つか推定されるが、未だ特定するには至っていない。乗っていた車は大破した。幸いなことに、巻き添えになった車も歩行者も居なかった。私自身が受けたダメージも打撲程度…

稽古日記 181 2016.01.16

今年最初の稽古。 やっていることは変わらず、同じ技を同じように稽古している。十年一日の如く。 されど、内容は同じ訳ではなく、日々に新たというと恰好良過ぎるが。 求められるハードルが上がっている。 感覚で言うと、60~70点で良かったものが、80点、9…

稽古日記 180 2015.12.05

忘備録、而して自分に分かればそれで充分と開き直りつつ。 「剣に身を入れるべし」と指導される。「切先に力を籠めるべし」とも。 理屈は頭で理解すれども、how が分からぬ。 本日同僚より示唆有、「剣は軽く握るべし」。只々軽く握り、軽く振ることを心…

稽古日記 179 2015.11.14

合気道と剣術 いつもより遅い時間の開催。雨天、肌寒く、出席者少なし。 逆に密度濃い稽古。 「小手返し」 いままで何となく出来ていたものなれど、初めて「こうすれば良いのか」と得心がいった気がする。手首、肩と順番に自由を奪っていけば良い。順番に、…

稽古日記 178 2015.11.07

合気道と剣術 先週に続き、悉皆不調。出来ていたはずの初歩さへままならず。凹む。 そういうこともある。曲がる角を一つ間違えたというに過ぎぬと自ら慰める。 剣を振るに勢いを用いぬ技、途上。 剣の交錯した刹那相手を捉える技、微かに手応えあり。これを…

稽古日記 177 2015.10.24

先週は仕事で欠席、2週間ぶりの稽古。合気道と剣術。 その前は、仕事やら夏風邪やらで丸1ト月稽古を休んだ。体調もやっと合気道にも参加できる程に回復したのだが、なかなかうまくゆかない。 私も含め参加した悉くが、今一つ冴えずピリッとせずの感あり。…

稽古日記 176 2015.09.05

剣術と居合。 1週間の疲れが出るのか、土曜日はいつも調子が悪い。「体調悪…」とどんよりしている。加えて腹具合も怪しく、こんなんで身体を動かせるのかと危ぶみつつ家を出る。 で、蒸し暑い中大量の汗をかいて、稽古する。 たいした運動量ではないはずだ…

稽古日記 175 2015.08.29

久しぶりに合気道をやる。 覚えていることは、覚えている。 身に付いていないことは、身に付いていない。 改めて。 中心を捉える感覚は、意外にもそれなりに覚えていた。 「抜く」は忘れた。 剣術は、基本のお浚い。加えて、八相からの袈裟切りへの対応。 そ…

稽古日記 174 2015..08.08

素振りについてのメモ 半身の落下で剣を振る。 通常、正体であるから左半身を使う。 腕や肩で振るわけではないから、その動きは露われない。 とは言え、上段に構えた時点では切先まで気が通っている必要がある。 切先は、(多分)踵で支えられている。 剣は…

稽古日記 173 2015.07.25

暑い。 合気道と剣術を続けてこなす体力がない。根性の問題ではない。 初歩的なところから悉く躓いて、精彩なく稽古了と思いきや、最後に拾い物あり。 正眼、裏の切落し。「受けを意識して、切落しをイメージする」との示唆を受けて、ダメ元でやってみると、…

稽古日記 172 2015.07.18

雨模様。蒸し暑い。 腰痛。夏バテ、加えて腹具合不良。 出席してしまえば何とかなると、剣術には出たものの、不調。 自分で不調という自覚がない位に、良くない。 多分。そのはず。 切落し、或いは交点の維持。 右肘の下が張っている。右手で抑え込んだ証拠…

稽古日記 171 2015.07.11

久しぶりに晴れて気持ちがいいが、暑い。 久方ぶりに、半年以上のブランクを鋏んで、合気道にフルタイムで出る。 稽古中は左程感じなかったが、終わって、心底疲れた。バス停まで歩くことの大儀なこと。そんなにも運動不足だったのかと、自分で驚く。武道云…

稽古日記 170 2015.06.27

明暗を見よという。 相手に対応するに際して、(相手の)身体の動きに反応するのでは遅い。動きに余程の難があれば対応可能かもしれないが、あるレベル以上の動きには応対が間に合わないのだという。それは分かる。 で、相手の色つまり気配を見る。色の明暗…

稽古日記 169 2015.05.30

剣術のみ。 基本の技とは言え、それを確実にやるのは難しいことだ。 技を受ける相手も、同じようにレベルが上がっている訳で、いい加減の所で見逃してくれない。キチンと掛からないと、弾かれる。 今日は、交点の維持と気を通すことが引っ掛かった。特に「柄…