50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 173 2015.07.25

暑い。
合気道と剣術を続けてこなす体力がない。根性の問題ではない。

初歩的なところから悉く躓いて、精彩なく稽古了と思いきや、最後に拾い物あり。
正眼、裏の切落し。「受けを意識して、切落しをイメージする」との示唆を受けて、ダメ元でやってみると、綺麗に落とすことが出来た。
今まで攻めることばかりを、即ち打ち負けずに相手に乗り勝つことばかりを意識していたのだが、真逆に、受けとして向かってみたのだ。
これで良いのかどうか、分からぬ。「切落し」という技から外れたものかもしれぬ。だが、事実として、呆気ないほど簡単に、相手の剣が落ちる。
また、横を叩いていると何度も注意されていたのだが、受けを意識すると、真下に入ろうとする気持ちが働く。下から剣が出ているような気がする。
来週、再現できるかどうか。もし手応えがあれば、表でも試してみて、この方向で進むのだが。