50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 174 2015..08.08

素振りについてのメモ

半身の落下で剣を振る。
通常、正体であるから左半身を使う。
腕や肩で振るわけではないから、その動きは露われない。
とは言え、上段に構えた時点では切先まで気が通っている必要がある。
切先は、(多分)踵で支えられている。
剣は、一で上段の構えられた位置にあり、二で合谷がへそ前にある。中間はない。
(多分)掌は剣から浮いてはいけない。合谷を作るとはそういう事だろう。
同様に、肘が遊んではいけない。半身の動きなり力なりを、剣にしっかり伝えなければならない。
剣に身を入れるとはそういう事だろう。