50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 190 2017/01/28

剣術のみ、合気道に出る元気はあったのだが、用事で叶わず。

切落し
如何に柔らかく受けらるかが肝要。
どうしても打ち返す受けになりがちだが、それでは交点が結べぬ。力を抜けば、受け負ける。力で対抗すれば勢いの争いで終わる。
柔らかく受けて勝つなどと大それたことを考える前に、とにかく打ち返さぬよう、急がず柔らかく剣を振ることのみ考えることにする。
交点さえ成立すれば良い。

切込
半身の切替が肝なのだと思う。
剣に身を入れることの一つの意味は、そういうことだと思う。
基本の技なれど、なかなかどうして難しい技であると思う。

うねり返し
足裏を意識すると、下半身を使い易い。改めて言う程の発見ではないが、うねり返しのように低く構える構えでは、それを実感しやすい。
これも柔らかく受けねばならないが、剣に意識が偏ると、中心への集中が薄れる。そうなると、いくら足裏を意識しても手打ちになる。
手打ちは滑るからすぐに判る。