50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 171 2015.07.11

久しぶりに晴れて気持ちがいいが、暑い。

久方ぶりに、半年以上のブランクを鋏んで、合気道にフルタイムで出る。
稽古中は左程感じなかったが、終わって、心底疲れた。バス停まで歩くことの大儀なこと。そんなにも運動不足だったのかと、自分で驚く。武道云々のレベルではない。

思っていた以上でもなく、思っていた以下でもなく、再開の新鮮さもなく淡々と始まり終わる。苦手なことは同じように出来ないままだし、出来てたことはそれなりに形になる。まぁ、身体が覚えていることは覚えていることとして、ここをスタートラインと捉えれば良いのだろう。

剣術。
身を入れるが当面の課題だが、ここに至ると、習うとか、教えて貰うとか云うようなレベルの話ではなくなっている。自分で障碍を見つけて、それを克服する手立てを探して稽古する以外にない。その時、先生の見本だけではなく、稽古仲間の動きが参考になる。彼は何故出来る/出来ないのか。交点を作る位置(もっと高く)、交点を持続する意志(ヘソ前に据えるまで持続する)等々。
交点の下に入るべしという言葉を、再度吟味すべき。