50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 179 2015.11.14

合気道と剣術
いつもより遅い時間の開催。雨天、肌寒く、出席者少なし。
逆に密度濃い稽古。

いままで何となく出来ていたものなれど、初めて「こうすれば良いのか」と得心がいった気がする。手首、肩と順番に自由を奪っていけば良い。順番に、丁寧に。手首がフリーであれば、そこをスルーして肩を抜くことは出来ない。

「受け」が悪いとさ再三指摘されるが、それは外形的な「形」の話かもしれない。
例えば交点に頭を入れるというだけで、下半身を含めた半身全体を使って交点を支えることが可能になる気がする。例えば「柄取り」。頭の位置を正すと、その時点で「これは掛かるな」という感触、それまでの上滑りの感にとって代わって、相手の胸をしっかり捉える感覚を得る。であれば、相手の胸を捉える感覚を如何に得るか、それを可能にする形を試行錯誤すればよいということになる。
もっと上体を寢かせるべきか、突っ立ったままだと肩から先だけが働くに過ぎずとの指摘もあり。

「寄せては返す」の呼吸
今後の課題。