50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 102 2011.12.17

先週に続き、「短刀取り」という分野の技。つまり、短刀を持った相手への応手。
正面打ちと横面打ち、野球で言えばオーバースローやスリークォーターで切りつけられた時の対応いろいろ。
合気道というより柔術に近い。身を入れてしっかり受ける。受けて後、スムーズに崩す。崩して後、厳しく極める。なかなか極めまで手が回らない処はある。
 
剣術
相青眼の切落とし。こうすれば良いのだろうということは分かる。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」。されど、互いに打ち合うその一瞬になかなか身を捨てられるものではない。そして、怖さに筋肉を固くすると技は掛からない。飽くまでも、柔らかく交点を維持せよとは、無理難題の類。