50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 109 2012.03.04

1つ発見があっても、2つ3つと抜ける。
もう少しでものになりそうなものがあり、他方で初歩的なことが出来ないでいる。
 
接点から相手の中心を観る
三角形で捉えることに通じる。
また、一致にも通じる。
 
切る
気の発し方だけではなく、もっと即物的な身体の使い方としても、切るという動きがある。
剣では、手の内に通じる。
 
一で始まると同時に終わる
これが決定的に難しい。
普段の身体の動かし方、例えば筋肉の反発力に依存するような身体使いではうまくいかない。
緩みで動くのだと、それだけを教えられる。また、等速運動だと。
勢いをつけるには、タメが要る。それでは1挙動にならない。
また、動きの速度が途中で変われば、相手に悟られ、対抗される。
対抗されるという以上に、その時点で成立している関係が、崩れてしまう。
 
3角形で捉える
多分、軸として捉えることに通じる。
もっと進めば、3次元、三角錐として捉えられるようになるのかもしれないが。