50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

素振り 7

中々、真っ直ぐにスゥーっと振り下ろせない。

良い時は良いのだが、疲れてくるとすぐに蛇行し始める。
速く振ろうとして、力が入り過ぎているのだと思う。

又、右手は従のはずなのだが、右手が勝ってしまうことがままある。

全く力を入れずに、剣の重みだけで振る振り方もある。
今度、ただそれだけをやってみようかと思う。

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振り下ろして、受けけられた時、剣が撥ねてしまうことがある。

いろいろ理由はあるのだろうが、一つ、剣の握り方、或いはブレーキの掛け方、又はピークの設定の仕方というような問題があるように思える。

最大の問題は、軸が定まっていないことにあるのだろうが。

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剣術の理合に関する本を読んでいたら、剣術では、左手は柄頭を握らないとあった。

理由は、真剣の場合、刀身(の柄に埋め込む部分)は柄の半程までしかないから、柄頭だと打ち合った際に折れてしまう危険があるからだそうで、柄頭より少し上、刀身の上を握るのだそうだ。

なるほど。