youtubeで「剣術」と検索すると、様々の流派の動画を観ることが出来る。
剣術を習い始めた当初にも覗いたことがあるのだが、先日改めて観てみた。
前回と今回と、わずか数ヶ月のことだが少し見え方が変わっている。
以下は勝手な感想である。
1.天然理心流
天然理心流といえば、新撰組の流派である。
近藤勇や土方歳三や沖田総司らがあの型を稽古し、あのように京で斬り合ったかと思うと、少し現実味を増して見える気がする。
まず気付くのは、木刀の大きさ。太く大きく重そうで、細身の丸太と言っても通りそうだ。
それを、振りかぶって真っ向から打ち合う。まるで、ローマの剣闘士が鋳鉄の直剣で打ち合うようだ。
2回打ち合ってから、技に入る。
技そのものの詳細は私にはわからないが、無骨なれど実戦的という風に見える。
後で調べると、あの木刀は 1.7kgほどあるそうだ。
因みに、定尺(2尺3寸)の真剣は 0.9~1kg程度だそうだから、倍近い重さということになる。
新撰組は、そのように溜めた力を京で開放したのかと思う。