50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

youtubeより 天然理心流

youtubeで「剣術」と検索すると、様々の流派の動画を観ることが出来る。

剣術を習い始めた当初にも覗いたことがあるのだが、先日改めて観てみた。
前回と今回と、わずか数ヶ月のことだが少し見え方が変わっている。

以下は勝手な感想である。

1.天然理心流

天然理心流といえば、新撰組の流派である。
近藤勇土方歳三沖田総司らがあの型を稽古し、あのように京で斬り合ったかと思うと、少し現実味を増して見える気がする。

まず気付くのは、木刀の大きさ。太く大きく重そうで、細身の丸太と言っても通りそうだ。
それを、振りかぶって真っ向から打ち合う。まるで、ローマの剣闘士が鋳鉄の直剣で打ち合うようだ。

2回打ち合ってから、技に入る。
技そのものの詳細は私にはわからないが、無骨なれど実戦的という風に見える。

後で調べると、あの木刀は 1.7kgほどあるそうだ。
因みに、定尺(2尺3寸)の真剣は 0.9~1kg程度だそうだから、倍近い重さということになる。

新撰組は、そのように溜めた力を京で開放したのかと思う。