50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 27 2009.07.18

●体術
2教を中心に。
隠れたテーマは、撞木足の素振りの際の身体の使い方。
胸、腰、膝の緩みで身体を使うとの由。

何度指摘されても、腕に力が入ってしまってNG。
撞木足で剣を振る要領で、腕を使えれば良いのだろうが、目先が変わっただけで混乱している。
が、剣の振り方を思い出せばよい訳だから、この点に限ってはすぐにクリアできるだろうと思う、少なくともある程度は。

2教。「摑まれた手首を返して、相手の手首を摑み返す」という動きに見えるが、多分、摑まれた手に身体を入れて、その手を中心に立てるという動きなのではないかと言う気がする。

稽古に先立って、9級の初歩の技を教えてもらったのだが、本番の稽古をする内に、細部が曖昧になってしまった。すみません。また改めて教えてください。

○剣術
足腰を使うと言うのは、言い換えればスクワットをし続けるということで、体術が終わった所でバテてしまった。
20分程、許しを請うて休む。情けないがこれが現状。

切落としを中心に。

切落とし自体はそれなりに順調なのだが、小太刀で一旦受けてから小太刀を立てて相手の軸を崩すという技は、相変わらずうまく行かない。終了間際に、唐突に途中までうまく行った気がしたが、時間切れで検証できず。
軸を崩した時、小太刀の切先が相手の喉下にあることを模範演技を見ていて発見。剣を立てるとはそういうことかと思う。実際に確かめたいが、来週は仕事で稽古を休まざるを得ず、2週間後まで覚えていられるかどうか。

撞木足の素振りは、未だイメージが摑めずにいるが、2週間やれば少しは形が出来るかもしれない。

恐怖心が身体を硬くするというが、昨日まで立った状態から1動作でしゃがむことが出来なかったし、しゃがんだ姿勢から立つことも出来なかった。そもそもしゃがんだ姿勢自体がおっかなびっくり。
今日やってみたら、身体を前傾させはするが、立った状態から1動作でしゃがむことが出来た。しゃがんだ姿勢から立つ事も。未だ上体を立てたままでは出来ないが、これは大きな進歩。
柔らかく身体を使うことが課題だが、、焦らずに取り組むこととする。