50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 30 2009.08.22

お盆で先週は休み。2週間ぶりの稽古。
蒸し暑い日で、途中またしてもバテてしまう。休み休み、稽古に参加させて貰う。

積年の喫煙(1日70本位)の故か。止めて何年も経つのに、今も地下鉄の階段を登って息が切れる。静かな呼吸のままに動いていられる内はなんでもないのだが、何かの加減で呼吸が乱れると、中々回復せず、一気にのぼせてしまう。
無駄な力の入れ過ぎという問題もあるのだろうが。

●体術
「呼吸投げ」を中心に。

理に沿って極めていけば、力の不要な世界が開け、そこに至って初めて「呼吸投げ」と呼べるとのこと。
中々そこには至らないので、補完する技も稽古する。
小手返し、三教など。

小手返し。腕の力を抜けと再三指導される。やけくそで力を抜くと、それで良いという。だが、今一つ、良いと言う実感が自分にない。例えば、相手が力を入れてがんばった時、力を抜くのは難しい。

●剣術
「受流し」を中心に。

前回の「車切り」が言うならば縦の捌きだったのに対し、今日は同じ「受流し」でも横の捌きというべき型を稽古する。受けという要素がしっかりと加わる。

うまい人だと、一瞬相手が消えたように見える。
即ち、前回ちょこっと触れたように、心・身・太刀という三つの要素をうまくコントロールする必要があるのだろうが、今日はそこまで意識する余裕無し。

居合いは「暇乞い」。