50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 32 2009.09.05

●体術
四方投げ」手順を覚えることを課題として。

四教の動きは、血振りの動きだ(と教わった)が、この時自分の横(脇)ではなく、相手の横(脇)へ振るとうまくいくと教えて貰う。確かにうまく掛かる。

肩に担ぐ以降は、本当に手順を覚えるのみ。

立った状態からの座り方(正座の仕方)、正座からの立ち方を教えて貰う。
今まで立った状態から一気にしゃがむことが出来なかった。半ば恐怖心から。
今日は、ふらつく場面もあったが、一動作で片膝立ちの状態まで動けた。正座もOK。

半身、特に左半身を使うこと。半身の緩みを使うこと。今後の課題。
まずは、半身の軸を立てるべく意識することからか。
素振りで、悉く初動を見分けられてしまうこともここに起因するべし。

手解き、上げ手その他、腕の力を抜く動作。なんとか手がかりを摑みたいと思う。

●剣術
これまで稽古してきた技を、型という形でおさらいする。

形をなぞるだけというレベルなら、凡そは着いていかれるのだが、一つだけ不可。
左右の八相からの打ちを正眼から切落とす。

剣の交点を維持して、相手の軸を崩すという技をを繰り返し稽古してきた。
未だにうまく出来ない。それ故にこの型もうまく出来ない。
これも今後の課題。