毎回順風満帆で、目に見える収穫があるという訳にはいかない。
切落としで悪いクセが出て、躓く。
●切落とし
押さえるべきポイントは幾つかある訳で、そこを念頭に置いて稽古しないと、むしろ悪いままを身につける負の稽古となる。
稽古日記を読み返してみる。
改めて。
交点の下に身を入れること。
そこから交点の位置とタイミングが決まる。
今日になっても腕が筋肉痛というのは久しぶりだが、よっぽど腕に力が入っていたのだろう。
●居合い
抜刀しながら振り向いて、後ろの敵をきる。
抜いて振りかぶり、振り返って、振り下ろす。これは三挙動。
抜いて振りかぶり、振り返りながら振り下ろす。少し進歩してニ挙動。
これを一挙動で全て行う。
振り返った時、少しふらつくというのは技以前の話で、振り返るという動きからさらうしかない。
●出鼻を押さえる(枕の押さえ?)
切落としで躓いて、しっかり稽古できなかったが、相手の出鼻を押さえること。
その出鼻を押さえる間を摑んで、剣を立てるだけで、相手の剣を封じられる。
そこから、交点を支点に剣を回転させ、柄で相手を打つ展開もあり。
武蔵の言う「枕の押え」と同じだろうか。
相手の打ち出す気ざしを受け、打とうとする、うの字のかしらを押えよ。
押えるにあたっては、心でも、身でも、剣でも押えよと言う。