50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 55 2010.4.3

合氣道と剣術のみ。
 
●合氣道 詰める技と引く技
肩を詰めて、それを維持したまま次の技に繋げる。
例えば1教。事前に肩を返せれば、より容易になる。
 
例えば○×投げ。相手と喧嘩せずに詰めたまま、体を寄せて腕(接点)を横から相手の胸へ。掌を返す。この時、自分の軸を崩さないこと。相手の横に移動し、膝裏に足を入れられるよう、足捌きを疎かにしないこと。腕で薙ぐのでも、払うのでもない。腕を返して体を沈める感じ。
 
自分の軸を立てる。腰の緩み、半身の落下を意識する。ここでも、相手の中心や肩を意識する、或はその意識を途切らさない。
 
2教。肩を詰め、「やはず」の手で肘肩を返しつつ、反対の手で相手の手を摑む。摑み手に注意。「やはず」の手を緩める。この時。相手の肘が曲がっていることが肝要。
 
●剣術
ゆっくりと復習。
 
切り込み
体を入れる、気を通す、また切先の意識を途切らさないことが大事。
 
受流し
手首を柔らかく。
 
柄取り
とにかく力を抜く。左手は薬指1本の感覚で。
剣(右手)と柄(左手)を連動させるというが、そこまでは感覚的につかめない。
 
素振り
onとoffがはっきりしているので、動き出しをつかみ易いとのこと。アイドリングの状態で待機しつつ、クラッチをつなぐ感覚と以前に聞いた。
撞木足の素振り
体を沈める際、邪魔な足をどける感覚とのこと。