50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 58 2010.5.8

居合と大東流柔術のみ。
 
●月影
打ち下ろしてきた敵の小手を打つ。
倒れた敵に止め。鍔が地面に接する位まで深く切り込む。股の間に柄を引き入れる。
 
同じように剣を平にして抜刀するにしても、横雲、八つ波、霞、そして月影では、夫々に形が異なる。
霞の抜刀が一番難しい。身体をしっかり半身にすること、そして、鞘を腰骨にしっかり押し付けることが肝要とのこと。
この時、鞘尻は下に落として、背中に回さないとの由。
 
大東流の技には名前のないものが多いとのことで、今回の技にも付いていないようだ。
で、勝手に自分用の名前を付けることにする。
横面打ち-大外刈り
横面打ちを身体を入れてしっかり受ける。ここが多分肝となるように思う。受けた時点で、相手の軸を崩してしまうことが目標と思う。
相手の奥襟(但し右襟)をつかみ、肘を首元に入れながら、右足で相手の右足を外から刈る。
倒してから、2段階に分けて相手の右腕を極める。ハッキリと説明はなかったが、本来は、相手の肋骨と肘を折るのかもしれない。