50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 85 2011.05.21

先週、今週とフルメニュー。3時半より8時半まで。まだ5月なのに暑い。
今週は参加者少なくて、基本をじっくりと。
 
先週、体術でも、剣術でも、重いと指摘される。
「どぉすんべ」と思案しつつ、稽古に臨む。
体重を掛けたり、右手で押したり…が直接の原因なれど、それが根本要因ではない。
 
気がついたのは、交点に働きかけようとしていること。これが原因か。
交点は放っておいて、相手の軸に直接働きかけることが要。
その時、相手の軸の捉え方、気の通し方に工夫が必要。
 
例えば臂力。相手と繋がったという感覚は難しい。より確かな感覚を得ようと動くと、その動きは要らないと言われる。ただ見るだけ、意識するだけという本当に微かな繋がり感なのだ。
 
5月中に3つの課題をクリアするという目標、考えてみれば5月は来週1回のみ。さて。
入身は何とかできる。この時、腰を捻らないことが重要。半身の軸だけでなく、丹田も並んで相手に入る気持ち。よくよく意識していないとできない。この課題はクリア。
合氣上げ 75点。手の形、而して接点の維持に問題あり。
転換 75~80点。なんとか出来るのだが、なんとなく出来てしまうという所もある。
 
剣術
脇構えからの払い 交点の下に身を入れることだけを意識してやる。2度打ちになっているのは、勢いで払っているから。
八相からの袈裟切りに対する正眼切落とし 最初、手順に戸惑う。交点と相手の中心の2箇所に身を入れる。
素振り 切落としの際の振りでは、剣に身を入れることがある程度できるのに、素振りとなると、何故こうもうまく行かないのだろう。剣が身体に遅れている、異口同音に言われる。振りの角度に問題ありとも。飛ばせば良いのに、斬りに行っていると。斬るという気が逸り過ぎるとも。現時点では消化不良。