50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 87 2011.06.11

先週は用事で前半のみ。今週はフルタイム。
 
●体術
合気道では6教他。大東流では、技を幾つか。
 
「つながる」という感覚の養成が課題。
筋肉を動かして、詰める・引くなどの操作でつながりを得るのではなく、気の操作でそれを得ることが肝要らしい。
だから、つながり感も小手(の接点)を介した触覚ではなく、或はだけではなく、視覚の要素が含まれる気がする。つまり、つながりが見える。そうなれば本物だろうが。
 
つながりが得られれば、後は、身体の捌きだけ。
 
大東流合氣柔術では、基本課題をクリアしたとのことで、初段が授与されるとの由。
 
●剣術
接点の移動。重いの解消として新たな課題。
受流しは、割とうまく行く。その感じで、身体を入れられれば良いはずだが。
 
今まで「切込み」と称していたものは、実は「切込み」という技の一部で、その基礎的な一部分のみを取り出して集中練習していたものとの由。だから、本来の「切込み」はその先にあり、実際は激しいもの。
 
気のせいか、今日はいつもより間合いが近く感じられ、集中を要求された気がする。これまで、怖いと感じることは余りなかったのだが、今日は気を抜くと危ないと思った。
 
剣の軌道がふらついて、定まらないとの指摘。腕と肩に力が入っているということ。
 
●居合
正座がままならないというのが辛い。この何回か、立ってやったりしたのだが、やはり坐ってやるべきものは、坐ってやるべき。今日は坐ってやったのだが、例えば、居合腰が定まらずふらついて、上滑りの感あり。