50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 95 2011.09.17

仕事の都合で居合と体術のみ。
忘れぬ内に、要点をメモしておく。
 
小手の合氣(2教)
・手首は縦回転。当然、腕ではなく、胸の緩みで。自分の肩に向かって。だから、肘が開く(脇が空く)と方向がずれる。繋がり感を得ることが大事。
・手首を無理に反さない。少しでも強引だと、手首の密着が崩れて、隙間ができる。わんこの手の形が大事だが、その形に囚われてはことの軽重を誤る。力を抜いて、自然にが理想。手を押し付ける必要はない。
・接点を通して、相手の肩と胸(中心)を捉えたら、この接点は忘れる。これが大事。
・大きな三角形(天と地と人)を捉える。人とは相手の胸のこと。ここはイマイチ、曖昧。
・捉えたら、相手の中心を斬る。剣は胸で振るが、斬るとは、剣を持たずに同じ胸の動きをすること。気の維持も必要。胸の緩みで足りなければ、腰の緩みも動員する。
・繋がり感というか、自分の手が緊張しているとその感じを摑めない。相手を捉えることもできない。如何に力を抜くかがここでも大事。