50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 94 2011.09.10

2週間ぶりの稽古。今月もバタバタと1回しか出席できない。
節電のための夜間閉館も解除され、3時半より8時半まで。ばてた。
居合の後半は明らかに集中力欠如。よく怪我しなかったものだ。
 
中心に入る。入り身。初歩的な動作なれど、奥の深いこと。
一連の動きの中で、スッと中心を捉えなければならない。そして入り身。手で押したり、体重を掛けたり、頭が突っ込んだり…となりがち。分かっていても、ついついやってしまう。キチンと軸を立てたまま、身体を入れる。
 
●剣術
正眼からの切落とし。より単純なステップに分解して、一つづつ丁寧に浚う。
これが却って難しい。全てをマスターして、それを統合して技を成立させている訳ではなく、何となく流れで流したり、出来ちゃったりしてる部分が結構ある。そこを改めてほじくられるとボロがでる。
されど、こういうことは言える。一つ一つの動作のレベルを上げないと、技が掛からない段階に来ている。相手が初心者なら多少甘くても技が掛かるのだが、仲間のレベルが上がってきてて、例えば、剣に体を入れられないと、打ち負けてしまって剣を落とせない。他の要素はそこそここなせるとしてもである。
 
どうも手首で剣を振るクセが顔を出す。
 
●居合
何と言うか、よく覚えているものだ。数ヶ月ぶりではあるが、手順は大体覚えていた。
予想外に良く出来た。ただ、遠い記憶で言うと、良く出来たと思った試験は大抵結果は良くない。欠点に気付く余裕がないということ。