50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 98 2011.11.12

2週間ぶりの稽古。
前日は今季初めてコートを着たが、今日は上着が暑い。
 
2教。稽古の前半は当然の如く技が掛かったのだが、後半になって全く掛からなくなる。受ける側でハードルを上げたのか、或は何かこちらの体勢に変化があったのか。疲れると、腰が硬くなって前に突き出した姿勢で棒立ちになってしまうことがある。今の時点で反省すれば、そうなってたかなとも思うが、最中は混乱するのみ。
 
剣術
接点の維持。八相に対して、小太刀での対応はそれなりに可。受けで、成否が決まる気がする。正しく受けられれば、後は「歩くのみ」。
なれど、小太刀を大太刀に変えた途端、躓く。大太刀では、受けに拘泥するとギクシャクする。小太刀流の受けをイメージするのは不可らし。攻めに比重を移せとのこと。その頭の切り替えが追いつかず。なれば、修正可能か。
 
居合
初めてだが、自分たちだけで稽古。初心に帰って考えれば、本来稽古とはそういうもの。まぁ、その位の矜持を持たねば面白くないだろう。
と言う口の側から、7時を過ぎると、集中力が失せる。自分でも分かる。事故や怪我が怖い。スタミナの方はいずれ身に付くだろう。
鏡を見つつ気が付いたこと、軸が傾く癖がある。どうも右に傾く気がする。右手で剣を振る以上、そうなりがちということなのか。そうなると、左半身を使えという指摘はもっと深い意味合いを帯びてくる。