50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 105 2012.01.21

冷たい雨、降る。
これを書いているのは、1月24日なのだが、旧暦で言うと昨日1月23日が平成23年の元旦とのこと。寒いはず。昨日は雪だがら、正月元日から雪。清々しくも厳しい年明け。昭和でも、昔の日本は寒かったと思い至る。
 
1教。と云うか1カ条。合気道というより柔術に近く。
襟取りからの1教。襟を取ると言うと、柔道の形で片襟を摑むことをイメージするが、元々を言うと、襟を取るとは両襟を摑んで胸に当身を入れる技だったそうな。
柔術の技らしく、顎を打ち、急所を蹴り上げ、鼻を叩き、肘を崩し、急所を踏みつけ、手首を壊し、顔を地面に打ちつけと、荒業のオンパレード。その中で、決めるべきところでは気を通して技を決める。合氣云々と云うより、その集中の練習。
正面打ちからの1教。昨年暮れにやった型。
 
剣術
切落とし。
八相からの袈裟切りを切落とす。切落としというより、切り込みというべきかも知れぬが。正面からの切落としより、三角を摑み易いからか、こちらの方が難易度は低いと思う。