50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 113 2012.04.07

合気道、剣術、そして居合い。
特に大事な事のみ。

剣術 切落とし

落とすまで、運動を続ける事が肝要。
力とスピードで相手の剣を叩きに行くと、互いの剣がぶつかった時点で、互いの剣(の力)が相殺されて、運動が終わってしまう。つまり、相手の剣は落ちず、剣はぶつかり合った位置で止まってしまう。
言い換えると、こちらの剣は、相手の剣(の勢い)を止める事にエネルギーを使い切ってしまい、更に相手の剣を落とす余力を持たないという事だ。力に余程の差があるなら話は別だが、伯仲していれば打ち消しあって了、そして通常はほぼ互角なのだ。
で、ここで等加速運動が出てくる。

剣の下に入る
相手の打ち込んでくる、その剣の下に自ら飛び込むというか、身体を投げ出すというか、自分から切られに行く事が重要。。その動きが最短なのだろう。飽くまでもイメージなのだが。「捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」