技の掛りが悪い。掛りが悪いというのは烏滸がましく、あっさり、うまく掛からない。自分では同じようにやっている積りなのだけれど、(良い時とは)何かが違うのだろう。
技の掛り易い人、掛かり難い人がある。相性もある。
掛かり難い人に対して、その上をドライブして技を掛ける、それを目指して努力するというのが王道なのだろうが、逆にそこに拘ると泥沼に嵌る。自分の態勢を自ら崩す。
で、こういう日もあるということで忘れることにする。
久しぶりに居合をやる。座り技を全部、3本づつ。これが本日の収穫。
10分もしない内に汗を吹き、半分もいかない内に息が上がる。
日頃、この前の稽古も含めて、如何に下半身を使っていないかの証左。
汗は毎度なれど、これ程息が上がったのは久方ぶりで、自分でも驚く。
夏バテにもなる訳だ。
技や手順は意外に覚えているものだが、余計な力が入っている。
鏡で見ると、軸が安定しない。中心に立っていない。
ま、ここから出発ということで、これはこれで良いかと納得。