50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 132 2012.11.03

稽古が終わって日を置かず書くべきなれど、能わず。
1週間以上を経て、今。
 
小手返しは苦手だ。
何となく出来てしまったり、全然出来なかったり。
つまり、楷書で書けない。
 
初めに小手を取った段階で、相手との繋がりを中々得られない。
得られたり、得られなかったり。相手により、日により、不安定。
 
いつもここいら辺で足踏み。
なれど、逆に言えば、繋がり感の見当さえつけば、大きく打開されるかもしれない。
 
剣術 「受流し」
基本技の受流し。これには収穫有り。
 
まず受けが大事。
難しいことは数多あれど、単純に相手と自分、相手の剣と自分の剣とこの四者の位置関係が大事。先生の言う「形の力」なるや。
 
交点から気を通す。
繰り返しここにも書き記していることなれど、改めて、気を通し、通し切ることが大事。この気の力で、受流しが決まったとの実感有り。快感。途切れると、技も頓挫する。
そして、気を通すには、戻って、自分に適切な位置で相手の剣を受け止めることが肝要。先生は受けると言う外に、貰うとも表現されている。
 
私の場合、受ける位置が高すぎるのではとの指摘あり。
試しに低い位置で受けてみると、無理なく捌ける気もする。研究の余地有り。