50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 134 2012.12.01

合気道と剣術、3時半より6時まで。
 
剣術 受流し
中心を強く正確に抑えられると、つまりそこで負けると、挽回するだけの技術を持たない。アッサリ言えば、受けが今一つだと、後が続かない。
受流しは、割と得意で、何となく出来ていた気がしていたのだが、改めてキッチリ詰められると中々。
ただ、やるべき課題は分かっているので、もう一息という気はする。
 
切落とし
何回か書いたことだが、振り下ろされる相手の剣に余り恐怖心を抱かない。
…恐怖心を抱かないと言っても、それは相対的なもので、抱かずにすむレベルで遊ばしてくれているものと承知している。
とは言え、多分、切落としの要諦の一つは、相手の剣の下に飛び込む度胸なのだと思う。それを体得させるべく、現在のレベルがあるのだろう。
 
だから早晩、度胸だけでは処し難くなるのは必定。
今が、相手にのる技術を確実に身に付ける時期であると思う。
 
八相からの切落としも、ちょうど今の受流しのように、良い時と悪い時を繰り返しながら、確実さを増してきた。もう少し、交点から相手の軸を感じ取れれば良いのだがと思う。
 
正眼の切落としは、まだまだ度胸の段階。腕や肩でではなく、力を抜いて且つゆっくり振ることが、前よりも出来るようになったが、いつも出来ている訳ではない。
 
今週は風邪で2日程寝込む。
次回の稽古は悲惨な結果に終わりそうな気がする。