50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 137 2013.01.12

合気道と剣術。3時半より6時まで。

合気道も剣術も同様なのだが、基本の身体の動きの粗さ、不確かさが、具体的な桎梏となっている。年末年始の休みを置いて、体が忘れているという事情もあるが。
例えば合気上げ。ブレが大きい。初心者には誤魔化せても、黒帯相手だと掛からない時もある。基本の精度を地道に上げていくよりない。

小手の合気で、矢筈の手の型、交点を転回点にする気持ちで。

剣術で素振り。下手だなと自分でも思う。
先生の剣を外せる気がしないし、当てられる気は更にしない。
「かすりもしない」と書いておけと言われた。仰せの通りに。
具体的に何が課題なのかは、さんざん書いた。因って略。

「切落し」
交点が生じた瞬間に合気を作る感覚、少しあり。
何週間かかけて、少しづつ感覚がはっきりしてくる。このように達成を自覚できると、素直に楽しいのだが。古武術は何と達成感の得難い稽古よと思う。

「うねり返し」
剣が当たった瞬間に、合気の成立しそうな感覚あり。成立したではなく、成立しそうなという段階ではあるが、これ迄ただ闇雲に剣を振り回していたことに比べれば大きな進歩。

手首を使っているとの指摘あり。誰彼とではなく、言うならば全員から。
意識はしているのだが。これも胸の緩みで振ることの一環に組み入れらるべき課題か。