50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 140 2013.03.02

先週に続き、今週も居合あり。

欲張らずに、1日1つのメモでも可とすべき。

受けで技の成否が決まる気がする。
受けた瞬間と受けた後の対応と分かれるが、例えば受け流し。
受けた後、相手の剣を退かそうと無用な力を加えると、その分方向がずれて、中心を奪われる。ずれた方向を修正する余分な手間に付け込まれる。
問題は、自分が退かそうと余計な力を加えていることに気付かないこと。
受けたその時点で、相手の中心を捉えなければならない。
とすれば、切込みにも同じことが言えるかもしれないし、そうならば、切落しも同様だろう。
とすれば、気の集中が別の課題となる。

重い剣ということ。
三角形の位置の把握が要との由。
自分の中の三角や相手との三角。

下半身が8、上体が2ということ。
上体が8、下半身が2でも足して10になる。

稽古を始めたばかりの頃に指導された内容が、この頃やっと分かり始めて、もう少しで出来そうな気がしてきたのだが、先生はもう会得していて当然のように言われる。やっと、手が届く感を得、面白くなってきたところなのだ。もう少し時間がかかる。
とは言え、余暇を楽しむには非ずとするなら、ある時、時期を区切って集中して体得を図ることも必要かもしれない。

せめて脚腰膝5くらいで動けるようにはなりたいと思う。