50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 150 2013.08.10

合気道、剣術、居合。フルコース。
3時過ぎより8時過ぎまで。

今年一番の暑さと聞いた。
さすがに物好きは少ないもので、、4人程の参加者。剣術は2人。
人数の少ない分中身は濃く、よく一日持ったものだと思う。

剣術
「のる」という事が強調される。
今までは中心に直截に入る事のみを心掛けていて、その結果付随的に、ある程度「のる」事も出来ていたのかもしれないが、新たに「のる」という課題を正面から与えられてみると、付随的にある程度では足りない。
バタバタしている内に、中心に直截入る事自体も覚束なくなってきた。
そんな事が数週間続いている。

居合の後、反省会というか自主練習というか、その日の稽古のお浚いをする事がある。疑問をぶつけたり、気付いた事を披露したりする。30分に満たない短いものだが、これが中々有意義で、ほんの一言のヒントが、蟠っていた疑問を氷解させるなんて事が普通に起こる。同じような技量の者同士なので、疑問も解決策も、身の丈に合って、勘所を押さえたものになるという事かもしれない。

で、「のる」。
どうも方向とか、角度とかが大事なようだ。
Mさんによれば、方向は下。入り身に拘り過ぎてはいけないとの由。
なる程。うまく行きそうな気がする。

来週はお盆とて稽古は休み。
どうも手首を捏ねるくせが未だに治らない。
休み中に、それを矯正することを宿題としたい。