50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 154 2013.12.07

会場の都合で、変則的且つ短時間の稽古なれど、中身は充実。
 
夜、筋肉痛。。毎週毎週、同じように筋肉痛となるものなら、少しは鍛えられて良いはずと思うが、能わず。毎週毎週、同じ儀式を繰り返している。
風呂に入って温め、サロメチールを足や膝、腰に塗りこむ。こうしないと眠れない。運が良ければ日曜には残らない。
何十年前からあって、新鮮味はないが、サロメチールは宝物。新しいものも試してみたが、サロメチールには敵わない。加えて、安いし。
何とか高いものを買わせて、収益を上げようと新機能や新成分を付け足す。それは、企業にしてみれば正義に違いなく、従前に安住していては生き残れないという経営上の事実なのだろうが、ケツを叩かれるのは企業の側の都合であって、使う側にとってはどうでもよいこと。必要にして充分であれば、何十年前のものであろうと構わぬ。安ければ尚善し。
 
稽古前に少し素振りをしたのだが、ぶれて落ち着かない。「あれ?」と自分でも意外なほど酷かった。案の定、稽古も冴えず。出来て当然のことができない。そのまま、さほど挽回能わぬまま稽古了。
 
半身を割る
前途遼遠。どこまで摑みかけているのか、それすら分明せず。
 
胸を緩める
大きく動かす必要はない。ほんの5cmか10cm。その数字が正しいのかはともかく、その程度の意識で良いのだと思う。大事なのは、他を動かさないこと。
 
小手を斬って落とす
崩して、抜いて、斬る。崩しを最小限にしようとすると、なかなか。ここでも、半身を割るがでてくる。
 
1教
ひねってしまう。終了間近になって、剣術の交点の維持が少し回復したら、同様に少し改善した。
また、足捌きを含めた型全体を身に付ける要有り。次の段階として。
 
交点の維持
中心が空いてしまう。腕や肩で剣を動かそうとしていた。自覚は無けれど、ふと気づく。修正して、少し回復する。