50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 153 2013.11.30

言葉にすると同じような言い回しの繰り返しで、自分で面白くない。
出来たの、難しいの、全く私的な感想をつぶやいて、何の意味があるのかと思う。

だが、そもそも言葉にすら出来ないものを覚えられる訳がない。
身体で覚えてしまえるという年代もあるだろうが、それは若いうちの事。齢を取ればとる程、自分の身体の動作ですらそれを対象化して、脳から覚えこませる手順が不可欠になる。面白くないことだが。

交点から、剣に身を入れて、直線に、相手の中心に入る。
これだけのことをやれば良い。或いは、これ以外のことをしてはいけない。
改めて、これが難しい。

例えば、直線に相手の中心に入る。
長い間、中心にはいるべき剣の動きに気を取られていたのだけれど、肝心なのは下半身。如何に半身を使うかにかかっている(に違いないと思う)。足構えというか足捌きというか、これが問題になってくる。