50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 78 2011.02.26

合気道 
片手取り四方投げなど。ちょっと油断すると、肩が動く。
返し手、相手の中心に切り込むのか、血振りの動きなのか。互いに排除する関係ではなけれど。
合氣上げ、自分で余り難しくしない。技が成立する時には、掛ける前に分かるもの。その諸条件が一致した、してない、しそうだという感覚が大事。
 
●剣術 
八相。先週はとてもうまくいって1レベル上がった気でいたのだが、今週はまた悪いクセが顔を出して逆戻り。タメと捻り、而して初動が丸見え。当面、誤魔化さずにゆっくり振ることを心掛ける。
柄取り。初めて出来そうな気になる。課題は2つ。まずしっかり受けること。腕ではなく、撞木の足腰で強く止める。「型の力」、合気道で半身の構えを直されて、暫し良くなったつもりでいたのだが、さて止められない。どこかが微妙に狂っている訳で、これは修整可能。同時に交点を通して気を通し続けること。どうしても途切れてしまうが、これは受けがしっかり出来れば、こちらに集中可能となる訳で、もう少しという課題。とまれ、こうすれば出来そうだということが分かったことが最大の収穫。
 
●居合い
何となくとか流れで覚えているのではなく、細部まで詰めて、手順を頭に入れることが肝要。と言うか、その段階。頭に入ったと言えるのは、甘く見積もっても10に届かず、厳しくすれば5、6位か。
浮身が足りない、用を果たしていないとの指摘。油断をすると力で振ってしまうクセと表裏一体かもしれない。
刀礼の下緒の捌き。これもこの辺りで決めておかないとずっといい加減なまま。