50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 146 2013.06.08

合気道と剣術

膝の具合、芳しくない。サポーターを付けないと正座、蹲踞、膝立ちが出来ない。
そのせいだけではないが、「緩み」で沈む動作がうまくできない。

「切る」動作がうまく行かない。先週に続いて、今週も。
家で練習して思い出した気になっていたのだが、今週も撃沈。
集中して見て貰って、力の抜き方に難があることを了解する。
その後、大学生に掛けて何とか技が掛かって少しホッとする。

初歩の「2教」など、身体で接点を作る技を「体の合気」という由。
手首を介する「小手の合気」に対して。

「手を飛ばす」動作にヒントあり。
どうしても腰を入れてしまうクセを直せずにいたが、背中を壁に押してつけて、胸だけでなく、腹、腰、尻を緩めれば良い。
言葉では分かっていて、実行している積りであったが、要は出来ていなかったということ。勘所を教えてもらう。なる程、無理がない。

出来ない事の羅列だが、剣術の素振りが全く良くない。
「気」を消す工夫をした積りなれど、全く効果が無かったようだ。
もっと初歩的なレベルで、「剣を飛ばす」ことができていないらしい。
らしいというのは、そういう問題意識が無かったからで、いつの間にか忘れてしまったようだ。

素振り以外の剣術の技は、概ね良。
基本を押さえた上で、自分の設定した課題を追うことができる。例えば、剣を振る際、なるべく力を抜いて、ゆっくり振ると同時に身を入れるなど。だが例えば「切落し」、右手で抑え込もうというクセがなかなか改まらない。キチンと身を入れられれないと、右手に頼ってしまうようだ。