50を過ぎて剣術入門、気がつけば60超え

古武術の稽古日記です。

稽古日記 2008.11.22

居合いの稽古は先週のことだが、はるか昔のような気がする。

●●●

本日の稽古、最初は居合い。「横雲」と抜刀法。

抜く前の動作として、刀を寝かせることを確認。ここが不明だった。
抜きざま横に払ったら、次いで刀を中央に立てる。ここが肝要らしい。

抜刀法。
壁の前、柄頭から壁まで10cm程度の所に立ち、その位置で剣を抜く。
剣を抜くというより、剣は動かさずに鞘を後ろに抜く感じ。
体勢は居合い腰から、撞木足の右半身に変化する。

まぁ、ケン玉のコツは、玉を動かさずにケンを動かすことを思い起こせば納得がいく。
居合いのキモは、左半身の鍛錬との由。

●●●

次いで、素振り・八相からの左右面・正眼からの小手打ち。

素振り。「気・剣・体」の一致が繰り返し指摘される。

八相の構えと受けの位置を直される。毎回同じ指摘を受けている。

打ち込まれる相手の剣を迎撃に行っているらしい。
剣は立てるだけで良いと言われるが、相手の打ち込みに体の捌きが間に合わないという事情もある。
気を察して動き始めよということか。

小手打ち。要は一拍子で打てということ。受け手は、気を察せよということか。

●●●

長くなりそうなので続きは別記。