合気道と剣術。3時半より6時まで。
ベタな感想で気恥ずかしいが、進むにつれ、自分の基本の覚束なさ、いい加減さに直面させられる。
「素に戻る」だったか「素に進む」だったか、或いは「素」ではなく「一(はじめ)」だったか、そもそもそんな言葉など存在しないのか記憶は曖昧だが、稽古を進めるというのは、一方では未知なるものの獲得であるが、同時に他方では、些末なものを捨てて素なり一なりに戻っていく捨象の過程であると教えられたことがある。そこでは一度身に付けたものも捨てるべき場合もあると。
「一から十に進み、十から一に至る」だったかな。
そこまで言ってしまうと、私の場合、大風呂敷に過ぎるが。
「軸を立てる」というところでウロウロしている。
多分、姿勢(の歪み)が邪魔をしている。左右なのか、前後なのか、捻じれなのか、首の立ち方なのか。特に右の半身が悪い。
うまく行くこともあるのだが、何時でも何処でも100%という訳には行かない。
以前はOKだったものが、今のレベルではNGで、ダメだしされてもいる。
「足の裏を地面にきちんと付けていること」が肝要なるべし。
身体の、特に下半身の力を抜いて立つ時、足裏で地面を捉えていると感じる。逆に、その感覚がない時は、思い返せば足腰に力が入っている。即ち、軸がぶれる。
足裏を「下の丹田」とも言うと教えられた。
迂遠なようだが、三つの丹田を意識sることにする。